実行環境
別名: ランタイム, Runtime, Runtime Environment
実行環境(ランタイム)は、プログラムを動かすために必要なソフトウェアのことです。
プログラミング言語で書いたコードは、そのままではコンピュータに理解されません。
実行環境が「通訳」となって、コードをコンピュータが理解できる形に変換・実行してくれます。
身近な例で理解する
インスタを使うにはスマホが必要ですよね。
プログラムも同じで、「動かすための土台」が必要です。それが実行環境です。
| 動かしたい/見たいもの | コンテンツ | 動かすのに必要なもの |
|---|---|---|
| 写真・動画・記事 | スマホ + アプリ | |
| DVD | 映画 | DVDプレイヤー |
| プログラム | ソースコード | 実行環境(Node.jsなど) |
言語ごとの実行環境
プログラミング言語によって、必要な実行環境が異なります。
| 言語 | 代表的な実行環境 |
|---|---|
| JavaScript | ブラウザ、Node.js、Deno、Bun |
| Python | CPython、PyPy |
| Java | JVM(Java Virtual Machine) |
| Ruby | CRuby、JRuby |
同じ言語でも複数の実行環境が存在することがあります。
JavaScriptの場合、ブラウザ内で動かすか、Node.jsで動かすかを選べます。
実行環境が提供するもの
実行環境は、コードを動かすだけでなく様々な機能を提供しています。
- メモリ管理: 使わなくなったデータを自動で片付ける
- 標準ライブラリ: ファイル操作やネットワーク通信などの基本機能
- エラー処理: 問題が起きたときの対応
これらを自分で実装する必要がないので、開発者はアプリのロジックに集中できます。
まとめ
- ✓実行環境はプログラムを動かすためのソフトウェア
- ✓言語ごとに必要な実行環境が異なる