プリミティブ
別名: Primitive, プリミティブ型, Primitive Type, 原始型
プリミティブとは、プログラミングにおける最も基本的で、それ以上分解できないデータの種類のことです。
数値、文字列、真偽値など、普段から何気なく使っている値のほとんどがプリミティブです。
プリミティブは特定の言語の機能ではなく、ほぼすべてのプログラミング言語に存在する概念です。
代表的なプリミティブ
プリミティブなデータの代表的な例を挙げます
- 文字列 —
'こんにちは'、"Hello"など - 数値 —
42、3.14、-10など - 真偽値 —
true(はい)かfalse(いいえ)の2択
JavaScriptでは日常的な数値は number で表しますが、
Javaでは小数を double、整数を int のように分けて表します。
言語によってプリミティブの種類や考え方が異なります。
| 言語 | 代表的なプリミティブ型 |
|---|---|
| JavaScript | string, number, boolean, null, undefined など |
| Python | int, float, str, bool, None など |
| Java | int, double, char, boolean など |
| Ruby | Integer, Float, String, Symbol など |
プリミティブでないもの
プリミティブの対になるのが、配列やオブジェクトのような複数の値をまとめて扱えるデータです。
// プリミティブ(それ以上分解できない単純な値)
const name = '田中';
const age = 25;
const isStudent = true;
// プリミティブではないデータ(複数の値をまとめたもの)
const user = { name: '田中', age: 25 };
const colors = ['赤', '青', '緑'];プリミティブは単一の値だけを表し、配列やオブジェクトは複数の値をまとめて持てます。
この「分解できるかどうか」がプリミティブかそうでないかの境目です。
まとめ
- ✓プリミティブはそれ以上分解できない基本的なデータの種類
- ✓文字列・数値・真偽値はどの言語にも共通する代表的なプリミティブ
- ✓配列やオブジェクトのような複数の値をまとめたデータはプリミティブではない