ローカルストレージ
別名: Local Storage, localStorage, Web Storage
ローカルストレージとは、ブラウザにデータを保存できる仕組みです。
ページを閉じたり、ブラウザを再起動しても、保存したデータはそのまま残ります。
なぜローカルストレージが必要なのか
通常、Webページ上で扱うデータ(たとえば入力内容や選択した設定など)は、ページを閉じると消えてしまいます。
しかし、Webサイトの「ダークモードの設定」や
「お気に入りリスト」など、次にアクセスしたときも覚えておいてほしい情報があります。
ローカルストレージを使えば、こうしたデータをブラウザに保存して、次回以降も利用できます。
※実際のところ、データはあなたのスマホやPCの専用場所に保存されていて、ブラウザはこれを読み取っています。
身近なサイトでの利用例
普段使っているWebサイトでも、ローカルストレージは活用されています。
| サイト | 利用例 |
|---|---|
| Yahoo! JAPAN | 検索履歴の保存、広告のコンバージョン計測 |
| YouTube | 再生の音量設定、ダークモードなどの表示設定の保持 |
| Amazon | 最近見た商品の表示、言語・地域設定の保持 |
| Qiita / Zenn | ダークモードの設定、下書きの一時保存 |
「前に設定した内容が、再アクセスしても残っている」という体験は、ローカルストレージで実現されていることが多いです。
実際に確認したい場合は、ブラウザで F12 を押して開発者ツールを開き、
「Application」タブ →「Local Storage」を見てみましょう。そのサイトが保存しているデータを一覧で確認できます。

ローカルストレージの特徴と注意点
UX(webサイト利用者が使いやすいと思う・操作しててイライラしない)のためにローカルストレージが利用されます。 個人情報を保存したり、データベースとして利用することはないです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 保存容量 | 約5MB(ブラウザにより異なる) |
| 有効期限 | なし(明示的に削除するまで残る) |
| 保存形式 | 文字列のみ |
| アクセス範囲 | 同じオリジン(ドメイン)内でのみ共有 |
| セキュリティ | JavaScriptから誰でも読み取れるため、パスワードやトークンなどの機密情報は保存しない |
セッションストレージとの違い
ブラウザには似た仕組みとしてセッションストレージ(sessionStorage)もあります。
| 項目 | ローカルストレージ | セッションストレージ |
|---|---|---|
| データの寿命 | 明示的に削除するまで残る | タブやブラウザを閉じると消える |
| 用途 | テーマ設定、お気に入りなど | 一時的なフォームデータなど |
使い方はほぼ同じですが、データをどれくらいの期間保持したいかで使い分けます。
まとめ
- ✓ローカルストレージはブラウザにデータ(設定や下書きなど)を保存する仕組み
- ✓パスワードなどの機密情報を保存する用途では利用しない